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日曜日よりの使者

  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

更新日:1 日前


月曜日、休み明けの気だるい体に鞭打って出社。

火曜日、作った数字を上司に詰められる。

水曜日、「週の真ん中…」なんて言葉にうなだれる。

木曜日、取引先に菓子折りを持って行って頭を下げる。

金曜日、いよいよ見えてきた週末に向けて気もそぞろ。

土曜日、束の間の休息には、布団と友達に。

ーそして日曜日。


僕は、君たちの知らない僕になる。





君たちは知らないだろう?

日曜日、僕がサウナみたいな体育館で汗を流していることを。

1mmでも爪先を高く上げようと躍起になっていることを。

10kgをゆうに超える楽器を振り回して左肩に打ち付けていることを。







なぜそんなことをしているのかって?

改めて聞かれると、言葉にしにくいんだよね。

あんまりロマンチックすぎて、気恥ずかしくて。

「他に友達おらんねん!」とか、「惰性や!」とか嘯いてしまう。


でも、本当は違う。

スマートフォンを開けば、世界は悲しいニュースで溢れている。

土砂降りの雨、雨、雨。

ニュースには、不幸は蜜の味とでも言うように、不安を煽るセリフが並んでいる。

そんな暗い空気の中で毎日を過ごすことに、どうして耐えられる?

痛みや苦しみは、その人の視界を狭くして、今この時に縛りつけてしまう。

先のことなんて考えられないくらいにね。

観客席には、顔を上げられないほどしんどい人がいるかもしれない。

明日のことが頭をよぎるたび、首を振ってそれを忘れようとする人がいるかもしれない。


僕は、僕たちのショーで、そんな君たちにゲラゲラ笑ってもらい、少しでも晴れ間をプレゼントしたいんだ。

明日もそんなに悪くないかもしれないと思ってほしいんだ。





バナナ彗星は、悲しみが沈む西の空で、名前も知らない誰かを勇気づけたかもしれないし。

東から昇ってきたバナナ大明神が天岩戸にお隠れにならないように、迎えに行って半裸で踊って一緒に盛り上がったかもしれない。

僕たちのこの一歩が、明日に向かおうとする君の一歩と重なったとしたら、僕は嬉しい。





人間的成長とか、社会貢献とかをとかく求められる毎日ではあるけれど。

そんなことは問題じゃない。

僕たちは、日曜日にそんなものは持ち込まない。


日曜日は、日曜日ぐらいは、日曜日だけは、そんな小さな優しさを胸に持つ自分でいたいんだ。

今年も、ここに集まったみんなの力で、少しだけ世界を過ごしやすい場所にしたいと僕は思うんだ。


このままどこか遠くへ。

1人ではたどり着けないから。君の力で連れて行ってくれないか。

今年のメンバーみんなで一緒に歩くから見られる景色がきっとあるんだ。





-今年も、いよいよメンバーが確定し、JOKERSは歩み始めます。

それぞれがいろんな事情を抱えながらも、日曜日を共に過ごすことを選んでくれたメンバーたち。

本当にありがとう。

みんなと一緒に、みんなにショーを観せることが、待ち遠しくて仕方がありません。







待ちきれないって?

そんな人は、ぜひ、いつでも見学に来てくださいね。

JOKERSは、今シーズンのショーを絶賛制作中です!

ちょっと人見知りだけれど、仲良くなるとしつこいメンバーが、あなたをお待ちしています。

ほんの少しだけ勇気を出して、申し込んで下さいね!お待ちしています!


今すぐ出かけよう!

日曜日よりの使者!


コントラバス 山本

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