こんにちは。
お久しぶりです。バリトンユーフォパートの木村です。
前回のブログで英語の表記ミスがあったとかなかったとか。 「あぁ、ほんとうに恥ずかしいし、申し訳ない。」 という凄まじい本人の懺悔を聞くまで気づきもしなかった私は、 「どんまい。」というほかなかったです。
今でも「b」と「d」や「p」「q」を書くとき一瞬ペンが止まる私としては、なんとも苦笑いしかできない一件でした。
さらに先日、メンバーのひとりが四国を形成する県を4つ言えない事が判明し、 「Indigoesは?」と言ったら 「あ、徳島か。」と言っているのをきいて、どこまでドラムコー馬鹿なんだろうと引きました。
こんなメンバーが心の底から大好きです。
さて、お盆が終わり予定の確認をしていると、なんともう今シーズンの練習が半分も終わってしまったことに気がつきました。
本番の日は別として、体育館に集まり、トラックから楽器やプロップを下ろして、ポイント貼って、ストレッチして、、 という我々の「当たり前の日曜日」ももう折り返しに向かっているんだと実感してしまいました。
真夏のピークは去り、気がつけば夜は涼しく、秋の虫が鳴いており、coenではもう夏物のセールが終わりました。 さみしい。
このように、メンバー皆で練習できる日というのはほんとうに少ないです。貴重です。
そして当たり前ですが、日曜日や祝日の練習だけで自分の目標とするパフォーマンスを再現することは難しく、 平日をどのように過ごすかでショーのクオリティは大きく変わってきます。
この貴重な練習日をどのように迎えるか。これはキャリア関係なく大きな課題です。
確認や練習の時間をいつもより多くとれば、全く違う音、動きとなって成果が現れます。
本人が気づいていなくても、まわりにはわかります。
逆に、少しでもサボれば見事に表に現れます。 止まることは現状維持ではありません。むしろ下がっています。
これは下りエスカレーターに逆向いて乗ってるようなもので、 上手くなるため、前に、上に、次のステップに進むためには 下ってるスピードより早いスピードで進まなければなりません。
しかもJOKERSでは自分のとなりのエスカレーターを、自分より高い位置にいるベテラン達が駆け上がっていきます。
焦ります。
自分はあの人を抜かなければならないのに、下にいるのに、 あの人は自分より重い荷物をもって駆け上がっています。
今年は、特にそれを感じます。
自分にも荷物が増えてきました。 それは不要な「お荷物」というわけではなく、大切なものです。 任されている重要な荷物も、自分の個人的な貴重品もあります。
重いです。なので今までより努力しなければなりません。
そんなとき、私が頑張ろうと思える理由は2つあります。
ひとつは、必ずまわりにメンバーがいてくれることです。 そばではなくても、同じ方向を向いています。
そしてもうひとつは、「客席のお客さん」です。
むかし話芸の天才、上岡龍太郎が、 「客を笑かすことは中毒になる。自分が笑かしてるという実感があるから芸が磨ける。 自分の芸で客席が笑いで波打つ。あれを一回経験してしまうともう止められん。」 と言っていました。
喜んで頂いている姿、歓声、拍手が原動力です。 中毒です。 あの感覚が全てです。
いま、おそらくメンバー全員が 早くショーを見せたい!とうずうずしています。
まだまだ磨くべきところは多いです。 しかし、楽しみです。
さて、我々も楽しみにしている2016年JOKERSのショーを、初お披露目できる記念すべき日はご存知でしょうか。
「2016マーチング・イン・オカヤマ」
日時 : 2016年10月10日 (月・祝) 開場 8:30 開演 9:00
会場 : 岡山市総合文化体育館
で、ございます。 前日の9日には商店街でのパレード、街角、公園での立ち演奏も行います。
ぜひ、9日、10日共に晴れの国岡山へお越しください。
ちょうどぶどうの季節ですね。 デミカツ丼も美味しいです。 岡山駅前にも美味しいラーメン屋さんがありました。
ぜひ、JOKERSを縁に岡山を楽しんで下さい。
また、練習の見学はいつでも受付中です。 春とはまた違うJOKERSを是非見に来て下さい。
では、季節の変わり目ですのでお体にお気をつけて。 オカヤマでお会いできるのを楽しみにしております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
バリトンユーフォパート 木村 友譲