こんにちは。ソプラノレンジャーです。最近の主食はカツカレー(上等カレー)です。
早いもんで、5月の後半に入ってしまいました。5月最終の日曜日は入隊最終期限です。今年度、一回以上見学にこられた方、過去JOKERSに入隊されていた方は入隊可能なので、入隊希望の方はお早めにご連絡ください!!!
それはともかく、今回は楽器の紹介をしたいと思います。
こちらは寿子さん、21歳の女子大生です。「ビューグルが大好き!」と公言するだいぶ変わった女の子です。 今回はこの人の楽器を紹介したいと思います。
これが寿子モデルです。どの辺を改造してるのか詳しく見てみます。
3番ピストンのボトムキャップをゴツいのに変えています。おそらくこのパーツはファーガソンみたいに楽器をピストルっぽく持ちやすくするためのものかと思いますが、彼女の場合、単に重量を重くして、吹いたときの抵抗をつけることが目的のようです。このパーツはJOKERSのベッツの多くがつけてます。
これはマウスピースエフェクターです。これも目的は同じで重量を増して抵抗をつけるためのものです。ヘビーボトムキャップに比べて影響は大きいです。あとこの種類のビューグルのマウスピースレシーバーは独特の形をしていて、個体差がかなりあります(笑)さすがアメリカンや!
これはバルブスプリングですけど、プラチナメッキ加工がされています。こんなパーツが存在するとはこれを見るまで知りませんでした(笑)マイナーやなー。彼女いわく「一番しんどい」改造だったようで、音色も抵抗も激変したらしいです。低い響きが増して抵抗が(以下略)。普通に考えたら、マウスピースに近い場所か、重量とかが影響を及ぼす要素かと思っちゃいますけど、一概にそうとは言えないみたいですね。
あとフックの位置を手前にずらしてます。手の大きさに合わしてってことやと思います。
見にくいですけど、一番抜差管にリングがついています。本来ビューグルは主管にバネとトリガーがついてるんですけど、そのトリガーを取り外したそうです。バネのカシャカシャいう感じが嫌いで僕もはずしてます。
と、こんな感じでかなり改造をしてます。より低い音の響きを増して音を太くすることが目的らしいです。ただ副作用として半端じゃないくらい息が取られます。ようこんなん吹いてんなーと。実際、深みのある音色が出てます。しかし、JOKERSにはさらに上を行く強烈な改造をしておられる方もいます(笑)是非見に来てください。もはや楽器と言うより武器です。
個人的には改造は面白いし、楽器のどの部分が響いて音がなるかとかそういうことが良くわかってきますんでアリやと思います。しかもビューグルは現在1社しか製造してないので選択の余地がない!ので仕方ないのかも・・・・・。
個性あふれるソプラノパートですが、本番までには(ほぼ)一体となったサウンドを出しますんで楽しみにしててください。
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