こんにちは僕です。Sopranoのヨネです。
タイトルにあるドラムコーミュニケーションとはドラムコーにおけるコミュニケーション。今思いついた造語なんですが、今回はそのお話です。
ドラムコー(マーチング)をやる上で大切なことの一つとしてコミュニケーションがあげられます。マーチングが個人ではなく、大人数でやるパフォーマンスである以上、コミュニケーションが欠かせません。コミュニケーションから生まれるのが信頼です。
本番中に
ドラムメジャーはいつものテンポを表現してくれるか?
あそこのフレーズのカンニングブレスを正確に取ってくれるか?
ドラムは正確なリズムを刻んでくれるか?
あそこのポジションでガードは自分にぶつかることなく演技をしてくれるか?
(僕が書くのでビューグル目線です。汗)…フィールドに立ち音楽がはじまれば、メンバーを信じることができなければ、自分のパフォーマンスを全うすることはできません。
その信頼を築くのが普段の練習です。
できないところを何度も繰り返す姿を見たり、普段の会話から熱い心や真摯な姿勢を感じ取ったり…日々のコミュニケーションから信頼が築かれていきます。
また、日々の練習にも信頼は必要です。
トラックから楽器を積み降ろすとき、ミーティングがあるから参加できないな…でもアイツなら楽器を傷つけることなくやってくれるから大丈夫。
ここのコンテ、自分のポジションはなかなか難しくて周りに気を配る余裕ないな…でもコイツが隣なら安心して任せられる。
今年はルーキーがいっぱいでなかなか大変なシーズンになりそう…でもアノ人が前で仕切るから、自分も全力でフォローにまわれる。
自分の楽器を大切にしない人に楽器は任せられないし、適当に取り組んでる人に自分の隣を任せることはできない。自分の担当以外はやる気なく、自分の担当のときだけ声高に仕切る人をフォローすることはできない。
普段の姿勢が、発言や行動の信頼に影響する。
先日の練習でJOKERSのトラックが練習場所へ向かう途中、高速道路でタイヤがパンクするアクシデントがありました。そのときトラックに乗っていた三人はトラブルに対処できると信頼をしていたので、僕は楽器や練習に必要なものがない状態で練習をはじめるという状況に、集中して対処することができました。
遅れてトラックが到着し、無事に楽器がある練習をすることができました。人も楽器も無事で何よりです。
この件で改めて目に見えない信頼に気づき、これを書くにいたりました。
さまざまなコミュニケーションや信頼によって積み重なったものが、ドラムコー(マーチング)における心揺さぶるパフォーマンスにつながると僕は信じています。
さて、来たる連休にはシーズン最初の山場、春合宿が待っています。
例年、JOKERSでは春と秋に合宿を行っていて、春合宿は基礎作りという大切な役割を担っています。
春合宿を乗り切ることにより、今シーズンをやり通す自信が身につきます。それほどJOKERSの合宿は楽しく過酷なものです。
十回ぐらい迎える僕でも、期待と不安と不安と不安でいっぱいの平日を過ごしております。
次回はその様子をお届けしたいと思います。お楽しみに。
終わり。